幽玄なるかな淫靡なるかな剛毅なるかな


by reddragon_samael

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オロロンチョ帝国総帥オロロンチョは、りんごの皮むきならぬ桂剥きが得意だったが、もっと株式投資の腕を磨きたかったので、代〇木アニメーション学院に潜入して、シナリオの勉強をしようとしてうっかりダウジングの勉強をしていた。
ついでに言えば、和歌山のみかんを毎日食べることに生きがいを見出していたオロロンチョは、浅草にて古代ムー帝国の秘宝発見の一報を受けて駆け出し、ムササビ並みの滑空をしてみせた結果、自慢の健脚を複雑骨折してしまったこともあるほどのつわものなのである。

そこに立ちはだかるは、非暴力主義でありながら、毎日食事は山芋ごはん柿ピーかけ、デザートはピンククリーム69の勇者モゴラーニャである。

「ちょっと待ったー、と見せかけて、もろみ酢!」

とモゴラーニャのその手にもろみ酢が握られていたことに、場の一同はため息をつき、腕立て伏せをしてはあはあした挙句、思い出したように第一の勇者エンテレケイアをその足の長さゆえに槍玉に挙げた。
させるか、と対抗するようにキモかわいいキューピー人形をオロロンチョはそのアタッシュケースから取り出し、腹話術でこう語ったのだ。

「原告控訴断念によりハイソ確定!」

「やったーハイソー!」

その場にいたオロロンチョの部下、妖艶なる四天王は、ハイソをハイソックスのことだと思っていたことは言うまでもない。
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by reddragon_samael | 2005-12-15 14:46 | モゴラーニャの冒険シリーズ

カール伯爵の高笑い

「無様だな」
第三の勇者ポンポコスキーは、柔軟運動をして、軟体動物のような軟らかな身体を見せつける。

見せつけられたモゴラーニャは牢屋の中で、柿ピーを食べきってしまったので、柿ピー禁断症状が出始めていたものの、その怪しい肢体にくらくらむらむらいらいらはらはらけらけらおらおらおらおらすることも忘れなかった。

それに気をよくしたポンポコスキーは、立位体前屈をしつつ、高らかに宣言した。

「おれは、今日からカール伯爵だ。おれのことは、カール伯と呼べ。それにポンポ・・・・・・」

と言ったところで、爆音と天使のファンファーレと悪魔の囁きと霊媒師の絶叫とともにインヴォイスパターンが牢屋の天井を突き破って現れ、しゅたっと舞い降りたネクレンジャーレッド白村和年はわけもなくVサインをした。
いや、わけはもちろんあった、心なしか明るい正義のヒーローであることを主張したかったのである。
だが、すべてを崩壊させたことによる陰鬱さを消すには至らず、根暗戦隊は自らの行為に感激のあまり涙し、水性インキで自伝を書くことを決意した。

彼ら根暗には自責の念によって、酔っ払う性質があることをその胸に刻まれたし!

かろうじて無事だったポンポコスキー改めカール伯爵は、立ち上がって引きつった笑いを浮かべようとしたところ、落下してきたキバミング(隊員一人)によって後頭部に黄ばんだ膝の一撃を見舞われ、あえなく撃沈するのであった。

そして容赦ない黄ばみのキバミング(隊員一人)とレッドなのに白村のネクレンジャーの闘いの火蓋が切って落とされようとしていた、が、なかなか落とされるのには時間がかかるやも知れぬ、と先生も言っていたという伝言を頼まれていたことをモゴラーニャは想起したのである!
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by reddragon_samael | 2005-12-12 16:22 | モゴラーニャの冒険シリーズ