幽玄なるかな淫靡なるかな剛毅なるかな


by reddragon_samael

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廃村ツアー①

僕はあまり観光名所というものに興味がない。
しかし、普段接触しないものを見たり、聞いたり、感じたりするのは、好きだ。
というわけで、友人の思いつきにより、廃村を訪れることにした。
廃墟には、以前から興味があった。滅びの美しさや儚さが垣間見えるかもしれない。
場所は、奥多摩。最寄り駅は、鳩ノ巣駅だ。

10時30分ごろ中央線のホームで待ち合わせ、都心から離れていく中央特快に乗り込んだ。
立川で青梅線に乗り換え、青梅着。
奥多摩方面へはあまり電車の本数がない。
30分の空きができたので、青梅で一息いれることにした。
駅のホームで売っている「おもひでそば」と「おもひでうどん」が目に入る。
ぼろぼろの券売機。しかしなぜかSUICAは使用可能。ついでにSUICAのところもぼろぼろ。
何だったんだアレはと気になりつつ、ホームを降りる。

看板は「ようこそ昭和の町、青梅へ」と書いてある。
何が昭和なんだと悪態をついていると、やたらと手書きされた映画のポスターが駅の中で貼られているのが目につく。

「これが昭和の正体か」

よく知らない映画の手書きポスターの中に「鉄道員(ぽっぽや)」が混じっている。
高倉健はいいとして、広末涼子の顔がなんか怖い。
どうでもいいけど、おまえは昭和じゃないだろ。(調べてみると1999年公開。はい、平成)

青梅の駅前はやたら昭和を強調している。主に映画だ。
シネマチックロードなる道があり、なんだなんだととりあえず行ってみる。

入り口から入る。すぐ出口。10メートルあるだろうか。

「…………」

いや、映画にまつわるものは一切なかったんですけど。
ただの地元のショートカット用の道にしか見えない。

そんな青梅の町をちら見して、目的地に向かう列車に乗り込んだ。
奥多摩はどういうわけか大人気らしく、電車の中は盛況だった。
以下友人との会話。

「紅葉?」
「そういう季節か。このうち廃村に行く人はどれだけいるんだろうか」

電車に揺られていると、青梅までの風景とは様変わりする。
そして、秘境オーラを漂わせ始める。

とりあえず、当然駅には駅員がいません。
ええ。でも、SUICAはばっちり使えます。

ついに鳩ノ巣に到着。
目の前に立っていた外国人親子もなんと目的地は鳩ノ巣!
インターナショナル!
登山客らしい人たちもぞろぞろ降りる上に、駅を出たところに登山案内が書かれている。

「おいおい、廃村て、そんなに本格的に登山するの?」
「そうらしいな」

ザ・無計画。
ご利用は無計画に。

さあ、どうなる廃村ツアー。
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by reddragon_samael | 2007-11-18 21:30 | ちょっとやんちゃなたわ言